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2016.02.24更新

院長からのお知らせです。

4月から小児の在宅医療を開始するにあたって、火曜日の夕診の時間は院長が不在になります。

元々、NICUで働いていて、NICU卒業後に在宅医療を必要とするお子さんの診療をさせて頂く事が多かったため、開業医としても関わっていきたいと考えていました。

在宅医療を始めるにあたって、各所に声をかけた結果、依頼が殺到してしまい、手始めということで現時点で4名までとさせていただきました。(4名既に埋まっています)

往診を希望されている在宅医療中のお子さんが多い、ということでもあり、小児の往診を行っているクリニックが少ない、ということでもあります。

北摂の小児科クリニックとしても頑張って行きたいところですが、往診の時間を増やすとクリニックでの診療の時間が減ってしまい、皆様にご迷惑をおかけしますし、悩みどころです。

担当医師を増やして診療時間を減らさないようにしていきたいと考えてはいますが・・・

まずは、火曜日の夕診の時間を往診に当てさせていただくことにしました。
クリニックでの診療は従来通りで、小池先生にお願いしています。(院長は不在になります)
ご理解の程、宜しくお願い致します。

投稿者: 医療法人廣仁会

2016.02.23更新

院長です。募金の件、是非みなさんもご協力をお願い致します。
微力ながら私もさせて頂きます。

さて、本題です。
実は、毎日出ていても硬い便になってしまっていて、排便時に痛みを感じていたり、2,3日は出ないのが普通、という便秘のお子さんは結構います。

薬よりも、まずは食事で改善を目指して欲しいところです。

有名どころで腸内環境を良くするために、ヨーグルトなどのビフィズス菌、オリゴ糖、不溶性食物繊維(ゴボウや、サツマイモ、玄米、大豆など)を摂りましょう。

また、意外に重要なのが、水様性食物繊維と植物油です。

水様性食物繊維と書くと難しく聞こえますが、要は、海藻、昆布、ワカメ、めかぶなどのネバネバ成分のことです。寒天、ところてんなんかもそうですね。
一時期流行ったのですが、粉寒天を炊飯器でご飯を炊く時に入れてしまう、という方法や、寒天ゼリーとして、おやつにしたり、色々できます。
ちなみに寒天の会社のホームページを見ると、1合に対して、1g入れるとよいそうです。ただし、摂り過ぎも良くないので、バランス良く海藻などからも摂ると良いでしょう。

あとは、植物油。オリーブオイルがベスト。ゴマ油もよいでしょう。炒め物や、ポタージュ、スープに混ぜたり、ドレッシングに使用したり。

どれかだけで改善することはあまりないと思いますし、偏れば、それが便秘の原因となってしまいます。

バランスの良い食事を心がけましょう。

投稿者: 医療法人廣仁会

2016.02.16更新

久しぶりの投稿になってしまいました。
院長です。

日頃の診療でも、健診や学校検診などでも、肌荒れのある子供達を結構な頻度で見かけます。
基本、肌に刺激の少ない環境にしてあげて、スキンケア(洗い方や保湿)をしっかりして上げることで予防できたり、改善できることが多いのです。

肌荒れが強いお子さんは、ステロイドで湿疹を治しておいて、基本をしっかり守ってあげることで、良いお肌をキープしましょう。

中でもボディーソープと洗濯用洗剤は意外と盲点で、赤ちゃんの肌によさそうな色々なソープがでていますが、シャボン玉石けんがお勧めです。

なんにしても無添加であること。コレが一番重要。
アレルギーパッチテストがどうだと各社やっていますが、あくまで正常な肌に塗布して刺激があるかないかの結果です。肌が荒れているお子さんに対して保証しているものではありません。

一度、ご使用中のソープの成分を確認してみてください。添加物だらけなのがわかります。

肌荒れがないお子さんは、皮膚バリアがしっかりしているので、ある程度なんでも大丈夫ですが、肌荒れしやすいお子さんは、是非、水と石ケンしか入っていないものを使用してみてください。(ただし肌荒れが治るわけではなく、医薬品による治療が必要です。)

投稿者: 医療法人廣仁会