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2015.07.07更新

今回はよつば保育園のコラム7月号に「予防接種の前に」と題し、親から子供に伝える大切さについて書きました。
注射はわるものではないんですよwink


予防接種は重症な病気を予防し、子どもの命を守るためにとても大切なものです。
でも子どもにとっては「痛い」し、「怖い」し、出来れば避けたいところ。
親御さんも必要性はわかっていても、泣いたり暴れたりする子どもを見るのは心苦しいものですよね。

その大切な予防接種で来院し、予防接種をすることを知らされていないお子さんが時々いらっしゃいます。
何もしらないまま連れてこられて、痛い思いをする...
親御さんご自身が子どもだったらどんな気持ちでしょう?
大好きなママやパパとお出かけできると思ったら、行き先は病院だった。その上痛い注射!!嘘をつかれた心は傷つき、次は大好きな人たちを疑ってしまうかもしれません。

どんなに小さくても前日もしくは当日朝には予防接種があることを伝えてあげましょう。
嫌がるかもしれませんし、泣いて行かないというかもしれません。

でもきちんと目を見て、「○○ちゃん」と名前を呼んでからその大切さを優しくわかりやすくお話してください。注射は痛いので痛いと伝えてくださいね。「注射は痛いけれど、○○ちゃんが病気にならないようにする大切なものなのよ」「ママも痛いと涙がでるから、○○ちゃんも泣いてもいいのよ」と前向きに取り組めるように、子どもがわかる簡単な言葉で伝えるとよいでしょう。
子どもは親御さんのお話を胸に、少し前向きに取り組めると思います。
そして、注射が終わったら、注射中の号泣や大暴れはさておき(笑)「痛かったね。よく頑張ったね。」と笑顔でたくさん褒めて抱きしめてあげましょう。頑張ったご褒美はそれで十分です。

この繰り返しが良好な親子関係を築く、パズルの1ピースになりますよ。

看護スタッフ

投稿者: 医療法人廣仁会

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