予防接種

予防接種について

予防接種は、受けるべきかどうか・接種の順番・副作用など何かと不安が多いものですが、近年、ちいさなお子さんが亡くなられたり重症化したりする病気を、ワクチンで予防できるようになりました。種類が増えたことで接種本数も増えましたが、お子さんを病気から守ることができるワクチンを適切な時期に接種していくことが重要です。

 

自然にかかり合併症を起こすリスクと、予防接種により自然感染を避けることができるメリットを考えれば、ワクチンで予防できる病気はワクチン接種で予防するのが最善の方法である ということは言うまでもありません。

予防接種の普及や、公衆衛生の改善により感染症が減少してくると、ワクチンで感染症を予防することのメリットが見えにくくなります。一方で副反応などの予防接種によるデメリットが目立ち、クローズアップされやすくなりますが、予防接種の意義について正しく理解し、予防接種のメリットとデメリットについて冷静に判断していくことが大切です。

ワクチンの概要や種類などについての最新情報は、日本小児科学会「知っておきたいワクチン情報」にわかりやすく書かれていますので、ご覧ください。

 

2ヶ月の初回ワクチン接種の際に、ご希望があればワクチンについての説明や接種スケジュールを組み立てる「予防接種相談(要予約)」を行っております。予約時間の調整が必要になりますので、ご希望の方は一度お電話にてお問い合わせください。 

 

また、当院では同時接種を推奨しておりますが、ご希望に応じた接種スケジュールの相談にも応じます。ワクチン接種に関するご相談は遠慮なくお問い合わせください。(なお、各種問い合わせは13:30-15:00にお電話いただけると助かります)

定期予防接種

肺炎球菌ワクチン

生後2ヶ月~5歳未満 4回接種 
(1.2.3回目は4週間隔、追加接種は3回目より60日以上かつ1歳のお誕生日を過ぎてから) 

※生後7ヶ月を過ぎての接種開始は回数が異なります

B型肝炎ワクチン

生後2ヶ月~1歳未満(0歳の間に) 3回接種 
(1回目→2回目は4週間隔、3回目は1回目から140日あけて接種) 

ロタウイルスワクチン

生後6週から接種できますが、通常は2ヶ月で他のワクチンと一緒に接種します。

1回目は14週6日までに開始し、それぞれの必要接種回数を受けます。ロタリックス(1価:2回)とロタテック(5価:3回)の2種類があり、当院ではロタリックスで接種しています

4種混合ワクチン

(ジフテリア・百日咳・破傷風・不活化ポリオ)

2025/7 ワクチンが販売終了しているため接種はできません。4種混合の追加が未接種の場合は、3種混合+ポリオ、または5種混合で接種しますので、お問合せください。

5種混合ワクチン

(ジフテリア・百日咳・破傷風・不活化ポリオ・Hib)

生後2ヶ月~7歳半未満 4回接種 
(1.2.3回目は3~4週間隔、追加接種は3回目より6~18ヶ月

BCG

生後3ヶ月より1歳未満(0歳の間に)1回接種
(標準接種期間:生後5ヶ月から8ヶ月まで)

麻疹風疹ワクチン

Ⅰ期:1歳~2歳未満(1歳代) 1回接種
Ⅱ期:小学校入学前の1年間(4/1~3/31)1回接種

みずぼうそう(水痘)ワクチン

1歳~3歳未満 2回接種(1回目から3~6ヶ月あけて2回目接種)

日本脳炎ワクチン

Ⅰ期:生後6ヶ月~7歳半(90ヶ月)未満 3回接種
(1.2回目は3~4週間隔、追加接種は2回目より6ヶ月以上あけて)

Ⅱ期:9歳~13歳未満 1回接種

二種混合ワクチン

(ジフテリア・破傷風)

11歳〜13歳未満 1回接種
HPVワクチン

小学6年生から高校1年生相当まで(女の子のみ)

9価ワクチン(シルガード9)を2回または3回接種します。(年齢により接種回数が異なります)

※任意接種(自費)となりますが、2025年9月より9歳以上の男の子もシルガード9を接種できるようになりました。接種希望の方は電話にてご予約ください。

任意予防接種(接種料金がかかります)

公費で接種できるワクチンは接種期間が決められています。接種期間を過ぎてしまうと、任意接種(自費)での接種となりますので、定期的に母子健康手帳をご確認ください。母子健康手帳をお持ちいただけたら、受付や看護スタッフが確認しますので、お気軽にお声がけください。

B型肝炎(1歳以上)

接種料金:5,500円/回(0.25ml)、6,000円/回(10歳以上:0.5ml)

0歳は定期接種(公費)ですが、1歳以上は任意接種になります。任意接種の場合も計3回接種します。1回目→2回目は4週間隔、3回目は1回目から20週あけて接種します。

おたふくかぜ

接種料金:5,000円/回

1回目は1歳、2回目は小学校就学前の1年間(年長)の計2回で、MR(麻疹風疹ワクチン)との同時接種を推奨しています。

不活化ポリオの追加接種(5回目)

接種料金:9,000円/回

四種混合や五種混合(または不活化ポリオ単独)を4回接種完了してる方が対象です。小学校就学前のMRⅡ期・おたふく2回目との同時接種を推奨しています。

三種混合(ジフテリア・百日咳・破傷風)

接種料金:7,500円/回

HPVワクチン(男の子)

接種料金:28,000円/回(シルガード9)

9歳以上の男の子は任意(自費)にて接種可能です。15歳未満は2回、15歳以上は3回接種です。

インフルエンザ

接種料金:予約開始時にホームページでお知らせします

毎年10月中旬~12月末まで接種しております。
生後6ヶ月より接種が可能です。(※接種時の年齢により金額が異なります)

 

★他、取り扱っている任意接種のワクチンについてはお問い合わせください。

RSウイルス抗体薬(シナジス・ベイフォータス)

RSウイルス感染による呼吸器感染症の重症化を抑制する、シナジスとベイフォータスの接種を行っています。どちらもRSウイルスを標的とする抗体で、RSウイルスが体内で増殖するのを防ぐ働きがあります。

保険適応で接種できるお子さんは「早産の赤ちゃん、生まれつき肺疾患や心疾患、免疫不全、ダウン症候群のある赤ちゃんやお子さん」などと、それぞれの薬剤により条件が決まっています。対象の詳細・接種時期についてはお問い合わせください。

 ※母が妊娠中にRSウイルスワクチン「アブリスボ」を接種し、お子さんがシナジスもしくはベイフォータスの適応となった場合は、接種間隔を確認するため母子手帳に記載があるかご確認ください。