ブログ

2016.10.03更新

院長です。

先日、子供と遊びながら、仰向けに寝転がっていたら、おもいっきり子供の後頭部が落ちてきて、下唇の下を怪我してしまいました。

下唇の内側はざくざく、外の唇の下まで、孔が空いてしまいました。

大阪大学の歯学部さんに救急でかかり、口の内側を縫っていただく結末に。


しゃべるのが痛いです・・・



さて、ビームゲンの在庫が全国的に品薄になるようで、B型肝炎の選択はヘプタバックスのみとなりそうです。

以前、どちらか選択していただけるような記事を書きましたが、新しくB型肝炎の予防接種を開始する際は、ヘプタバックスでの開始となりますので、ご了承下さい。   

投稿者: 医療法人廣仁会

2016.09.24更新

院長です

かなり流行しましたね。それだけワクチン接種をしていない人がいたということ、もしくは抗体価が下がってしまっている人がいたということでしょう。

今回のきっかけになった海外から持ち帰った方も、ワクチン接種していなかったようです。

ワクチンをしっかり接種している子供達の間で大流行するとは考えにくいですが、していない子もいたりするので要注意ですね。


しかし、空港という一番輸入される感染症に近い立場のスタッフが抗体を持っていなかった、というのが2次的に拡散した理由だと思います。空港などのスタッフ全員について、抗体価などは当然チェックしておくべきだと思うのですが・・・


お子さんが万が一かかったら!?と心配されている方が多いですが、まずは親御さんの罹患歴や、接種歴を確認するか、抗体価を確認してもらうのがよいでしょう。

投稿者: 医療法人廣仁会

2016.08.27更新

     院長です。

かなりさぼっていましたが、お尻を 叩かれたので、また頑張ってみたいと思います。

さて、いよいよB型肝炎の定期接種が10月から開始になりますね。

当院では今までビームゲンというワクチンを接種していましたが、実はもう一つ、ヘプタバックスというワクチンもあります。

10月から当院でもヘプタバックスを導入することにしたので、二つの違いについて、少し解説しておきたいと思います。
   

元々当院で接種しているビームゲンは、特徴として、

アジア株のB型肝炎ウイルス(ジェノタイプC)から作成。
古くからある。もともと国産。

となっています。



ヘプタバックスの特徴として、

ヨーロッパ株のB型肝炎ウイルス(ジェノタイプA)から作成。
海外のワクチンと互換性があることがわかっている。元々は外国製。

となっています。



日本は今までジェノタイプCの感染者が多くみられていました。

しかし近年欧米に多いジェノタイプAの感染者が日本でも増加していると報告されています。


どちらを選べばよいか?という疑問に関しては、

基本的には厚生労働省が二つのワクチンに効果の違いはない、ということで認可していますので、どちらでもかまわないとおもいます。

将来的にヨーロッパやアメリカに出張、留学などを考えていらっしゃるのであれば、互換性のあるヘプタバックスのほうがお勧めかもしれません。

逆にアジアに行かれる予定がある方は、ビームゲンでもよいのかもしれません。

当院のスタンスとしては、どちらでも効果に違いはないと捉えています。


あくまで参考として、ビームゲンにはチメロサールが含まれていますが、含まれている水銀の量は、本マグロ一切れにに比べれば1/5以下と全く問題になりません。

ちなみに水銀の量としては、マグロなどの他に、ブリ、サバ、カツオ、マダイなどにも結構な量が含まれており、チメロサールは判断根拠になりません。
 ので、  

投稿者: 医療法人廣仁会

2016.06.01更新

院長です。
診療報酬の改定があり、4月から、かかりつけにして頂いていると、管理料を頂く事が出来るようになりました。当院でも、管理料の基準を満たすため、登録させていただくことにしました。

患者さんへの負担はほぼなく、乳幼児医療の範疇ですので、1回500円までしかかからないのは変わりません。(月3回目以降は無料)。

しかし、保険からお金を頂くのは変わりませんので、皆さんの負担を減らす意味合いもあり、登園許可証については、440円かかっていたものを無料とさせていただくことにしました。

そこで、皆さんにはご協力頂いて、かかりつけへの登録をお願い致します。受付で同意書を配布しておりますので、同意頂ける方はサインしてスタッフ・医師までお渡し下さい。ご不明な点などありましたら、医師におたずねください。宜しくお願い致します。     

投稿者: 医療法人廣仁会

2016.05.18更新

  院長です。ブログの間がだいぶ空いてしまいました。
つい最近、サンホワイトという白色ワセリンについて、お話を聞きました。
患者さんからの問い合わせだったのですが・・・

恥ずかしながら、知りませんでした。

言い訳でしかありませんが、化粧品であって、薬ではない、という訳で、内容について勉強したことはありませんでした。

さて、サンホワイトという化粧品、白色ワセリンの純度を高めたもののようです。

ネットでいくら探しても、ブログなどで、良いものだと、プロペトよりも純度が高い、と書いてあるものの、科学的な根拠は書いてないため、実際どうなんだろうか?という疑問からそれぞれの会社に問い合わせをしてみました。

結論から言うと、純度については精製方法が違うため、比較しにくいが、元々白色ワセリンに入っている抗酸化剤のBHTという薬をなるべく減らしているのがサンホワイト。その代わりにビタミンEを加えています。また含有する有機酸が少なく、紫外線による変化がプロペトと比較しても少ない、というのが特徴のようです。


プロペトは他の抗酸化剤は投与していないが、そもそも白色ワセリンは有機酸の定義で400以下と決められているところがプロペトは1/10程度になっているとのこと。


残念ながら、サンホワイトは化粧品であり、処方できません。

もし使用されるなら、ご自身で買っていただくしかないのですが・・・
  

投稿者: 医療法人廣仁会

2016.03.18更新

院長です。

色々不安があって、予防接種を受けない、という選択をされる方々がいます。

それはそれで、御両親、保護者の方々が考えぬいて決められたことだとは思いますので、尊重していかねばならないと思います。

ただし、みなさんワクチンの内容はよく勉強されているのに、病気についてはあまり情報収集されていないんですよね。

どれだけ病気が怖いのか、実体験した医師は必死にワクチンを薦めます。だって、自分が命を削って、治療の手を尽くしても、重大な合併症などで苦しむことになったり、手をすり抜けて命を散らす子供達を診て、その家族を知っていれば、予防できる病気は予防しておかないといけないと考えるからです。

かかりつけの病院で、どんな病気なのか、どんな合併症がありうるのか、良く聞いてみてくださいね。

受けないと決めてしまう前に。

投稿者: 医療法人廣仁会

2016.03.16更新

院長です。

以前より不定期ですが、土曜日に臨床心理士による心理面談を行って参りましたが、今年の4月から「毎週」火曜日の午後に、臨床心理士の野間先生に来ていただけることになりました!!!

新生児、乳幼児期のお母さんたちの育児サポートや、学童の心理的なサポートが出来たらと考えています。ホームページを参照下さい。

ついてはこころのそうだん予約受付の開始を致します。
一度医師が診察させていただいた上で、予約を取る形にさせていただきます。
一般診療の時間においでください。また、どの医師でも予約できるようになります。
宜しくお願いします。

投稿者: 医療法人廣仁会

2016.03.02更新

院長です。
恐らく多くの人は気がついていないのかもしれませんが、予防接種の問診票は市によってだいぶ異なります。

豊中市の予防接種問診票は、1種類に対して1枚ずつあり、5本同時接種などになると、5枚同じ事を書かなければなりません。

ぶっちゃけ大変ですよね。住所と氏名を何枚も何枚も・・・

神戸市の問診票を見る機会がありました。1枚だけです。公費でも自費でも、1日に何本打っても1枚書けば終わり。恐らく患者さんの負担はかなり軽いはずです。

実は、問診票が1枚で済む自治体多くなっています。富田林市もそうだという情報がありましたし、同じ大阪府の元、出来ないはずはない!のですが・・・

保健所にとっても、紙印刷の予算がかなり少なく済み、今の問診票の複写を種類毎にファイリングする時間と人件費を削減できると思います。

関係者の方、もし見られていたら、是非検討してみていただけませんでしょうか?

投稿者: 医療法人廣仁会

2016.02.24更新

院長からのお知らせです。

4月から小児の在宅医療を開始するにあたって、火曜日の夕診の時間は院長が不在になります。

元々、NICUで働いていて、NICU卒業後に在宅医療を必要とするお子さんの診療をさせて頂く事が多かったため、開業医としても関わっていきたいと考えていました。

在宅医療を始めるにあたって、各所に声をかけた結果、依頼が殺到してしまい、手始めということで現時点で4名までとさせていただきました。(4名既に埋まっています)

往診を希望されている在宅医療中のお子さんが多い、ということでもあり、小児の往診を行っているクリニックが少ない、ということでもあります。

北摂の小児科クリニックとしても頑張って行きたいところですが、往診の時間を増やすとクリニックでの診療の時間が減ってしまい、皆様にご迷惑をおかけしますし、悩みどころです。

担当医師を増やして診療時間を減らさないようにしていきたいと考えてはいますが・・・

まずは、火曜日の夕診の時間を往診に当てさせていただくことにしました。
クリニックでの診療は従来通りで、小池先生にお願いしています。(院長は不在になります)
ご理解の程、宜しくお願い致します。

投稿者: 医療法人廣仁会

2016.02.23更新

院長です。募金の件、是非みなさんもご協力をお願い致します。
微力ながら私もさせて頂きます。

さて、本題です。
実は、毎日出ていても硬い便になってしまっていて、排便時に痛みを感じていたり、2,3日は出ないのが普通、という便秘のお子さんは結構います。

薬よりも、まずは食事で改善を目指して欲しいところです。

有名どころで腸内環境を良くするために、ヨーグルトなどのビフィズス菌、オリゴ糖、不溶性食物繊維(ゴボウや、サツマイモ、玄米、大豆など)を摂りましょう。

また、意外に重要なのが、水様性食物繊維と植物油です。

水様性食物繊維と書くと難しく聞こえますが、要は、海藻、昆布、ワカメ、めかぶなどのネバネバ成分のことです。寒天、ところてんなんかもそうですね。
一時期流行ったのですが、粉寒天を炊飯器でご飯を炊く時に入れてしまう、という方法や、寒天ゼリーとして、おやつにしたり、色々できます。
ちなみに寒天の会社のホームページを見ると、1合に対して、1g入れるとよいそうです。ただし、摂り過ぎも良くないので、バランス良く海藻などからも摂ると良いでしょう。

あとは、植物油。オリーブオイルがベスト。ゴマ油もよいでしょう。炒め物や、ポタージュ、スープに混ぜたり、ドレッシングに使用したり。

どれかだけで改善することはあまりないと思いますし、偏れば、それが便秘の原因となってしまいます。

バランスの良い食事を心がけましょう。

投稿者: 医療法人廣仁会

前へ 前へ