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2015.06.19更新

今回はよつば保育園通信の看護師コラム5月号より、夏のお出かけについてまとめたものをご紹介します。


楽しくお出かけが出来るよう、乳幼児を連れての外出時に注意しておいた方がいい事をまとめてみました。

【やけど】
◎公園:夏場の公園にはやけどの危険性がたくさん潜んでいます。熱せられた鉄製の遊具は、常に太陽の光を浴び、高温になっています。滑り台のスロープ部分や鉄棒、ブランコの座る部分や持つ部分などの他、砂場も高温になる事があります。
◎ボンネット:駐車場に止まっている車のボディやボンネットなどは、子供が乗り降りする際に、ついつい触ってしまいがちな車の金属部分。車もとても高温になってしまうため、素手で触ってしまったり、皮膚の一部が接触してしまうだけでも、激しい痛みを感じてしまいます。
◎アスファルト:真夏の太陽を浴びたアスファルトは、高温になってしまいます。テレビ番組で、アスファルトに生卵を割って落としたら目玉焼きが出来た・・という事がありましたが、とても危険な場所なので絶対に裸足で歩かないようにしましょう。

※対策として、暑い時間帯には外出を控え、夕方以降の涼しい時間帯に公園へ行ったり、遊具で遊ぶ前には、保護者の方がまず触って温度を確かめる・・という対応や、日陰がある・水道がある・鉄製遊具ではなく木製遊具がある等、公園内の環境も視野に入れてもらうことも有効です。

やけどを起こしてしまったら?
①やけどをしてしまった場合は、公園内にある水道を利用し、流水で5分ほど冷やす事が大切です。水道がない場合のために、ペットボトルに水を準備しておくのも良いでしょう。冷やしたあとは、やけどの状態やお子さんの様子をしっかり観察しましょう。
②お子さんの調子が悪そうだったり、やけどの範囲が広い・多数ある・深そうなやけどの場合は、直ぐに病院を受診してください。(皮膚科や形成外科、なければ外科)
③水ぶくれをおこしてしまったら、つぶさずに濡らしたガーゼ等をあてて病院を受診してもらうか、傷が小さければ市販のハイドロコロイド製剤を貼っていただくと良いでしょう。


   
【日焼け】
海水浴やプール遊びをする時は、日焼けを気にして日焼け止めなどを積極的に塗りますが、実は、公園でのお散歩であっても、どこへ行くにしても、日焼けというやけどは常にお子さんの肌に被害を及ぼしています。子供の皮膚は大人と違って薄いため、日焼けを起こすと、激しい痛みを感じてしまいます。

※日焼け止め(石鹸で落とせるタイプ)が有効ですが、「使いたくない」「抱っこのベビーだし日傘に入っているから大丈夫」・・と躊躇してしまう方もいますよね。上半身は日陰でも、足先は太陽にあたり赤くなっていた・・という事もあります。もし、日焼け止めを使用しない場合は、直射日光が当たらないよう、ケープやバスタオル等で足先まで覆うという方法や薄手の長そで・長ズボンを着用する・・等で対応されると良いでしょう。

◎チャイルドシート:外気温が30度以下であっても、車内はかなり高温になりますので、金具部分に触れてやけどをしてしまう事があります。また、チャイルドシートは身体全体を包み込む設計の為、熱くなったシートにより脱水が起こってしまったり、汗疹などの皮膚トラブルになる事もあります。

※金具が高温にならないよう、白いバスタオル等でチャイルドシートを覆うようにかけるのも効果的です。(黒は熱を吸収してしまうので注意!!) また、子どもとの接触部分は高温になりがちなので、乗せる前に保冷剤や冷却スプレー(スプレーは高温な車内に放置すると破裂の恐れがありますので注意して下さい)で冷やすのもいいでしょう。 長時間のドライブ時は、時折背部に手を入れて汗をかいていないか確かめたり、こまめな水分補給を心がけて下さいね。


【冷房対策】
◎保温:夏場は、外気温と室内温度の差が激しいところが多いです。子どもは体温調節が未熟なため、室内で羽織れる薄手の上着があると便利です。また、乳児の場合はブランケットやバスタオルがあると入眠時も使用できますし、授乳ケープがわり・外での日よけ・ベビーカーでの入眠時に陰を作ってあげられる・・等、色々使えて便利ですので、ぜひ1枚お出かけ時に持参ください♪

他にも、着替えは多めに(水遊びしたり汗をかくので)、しっかり休息の時間を取る(暑さで疲れやすいため)、暑い時間の外遊びは避ける、水分補給はこまめに、日焼け止め・虫除けグッズ等を上手に使う・・等、参考にして下さいね。

元気いっぱい楽しい時間をお過ごし下さいsun

看護スタッフ

投稿者: 医療法人廣仁会

2015.05.01更新

今回はよつば保育園の看護師コラム4月号より「日焼け」についてお伝えしたいと思います。


緑が美しい季節、これからの時期、楽しいレジャーを予定されている方は、外にいる時間が増えると思います。
そんな時に気になるのが「日焼け」。

適度な紫外線は骨形成を助けたり、皮膚の殺菌作用などの良い面ももっています。
「紫外線」を気にしすぎるのではなく、かしこく紫外線と付き合ってみませんか?

【紫外線対策】の基本は、
1. 紫外線の強い時間帯は特に紫外線をできるだけ浴びないようにする
2. 紫外線を浴びた後に適切なケアをする

【浴びない対策】
1. 紫外線の強い時間帯を避ける
2. 日陰を利用する
3. 衣服で覆う。帽子をかぶる
4. 日焼け止めを上手に使う
4番目の日焼け止めについて今日は少しお話ししますね
子供用の日焼け止めでは、SPFは10~20程度、PAは+1つのものが肌への負担が小さくオススメ。SPFは紫外線B波を、PAはA波を防ぐ目安です。日焼け止めの中には、「紫外線吸収剤」を含むものがありますが、化学原料が強い刺激となる場合もあるため避けた方が無難です。

外出時は露出している肌部分すべてに日焼け止めを塗りましょう。とくに手・耳・鼻・首などは忘れやすいので気をつけて。
乳児の肌は敏感なので、使用前にパッチテストをしておくと安心です。なるべく厚く塗りたいところですが、厚塗りすれば、紫外線に対する効果が高くなるわけではありません。量が多すぎてむらになると、製品本来の効果を発揮できなくなってしまいます。肌にのばす時は、ムラづきを避けて均一にうすくのばすように塗ってください。
2時間を目安に塗りなおすひと手間も大切です。

赤み 痒み ひどい熱感 水疱になってしまった場合は、氷を入れた袋をタオルで包んで患部を冷やし、早めに受診して下さいね。

看護スタッフ

投稿者: 医療法人廣仁会

2015.04.29更新

そろそろGW。
春から入園・入学した子も、転居で新生活を始めた親御さんたちも環境に少しずつなれてきた頃でしょうかwink

赤ちゃんの時は母子手帳を見る機会が多く、また健診や受診の機会も多いため、見逃すことが少ない予防接種ですが、3歳頃になるとめっきり見なくなる母子手帳...。
そこで、今回は3歳頃~学童期に接種する予防接種についておさらいしておきましょうheart02
日本脳炎に関しては生後半年~接種可能ですが、標準接種期間は3歳からなので記載しておきます。


3歳: 日本脳炎(1期1回目・2回目) 
4歳: 日本脳炎(1期追加)
年長(5-6歳): 麻疹風疹2期・おたふくかぜ2回目
9歳~13歳未満: 日本脳炎2期
11歳~13歳未満: 二種混合

平成7~18年度に生まれた方は日本脳炎の予防接種を控えていた時期に該当するため、受ける機会を逃していることがあります。接種については厚生労働省や市町村のHPより情報を確認いただくとともに、一度ご相談ください。


久しぶりに
母子手帳を見てみませんか?

看護スタッフ

投稿者: 医療法人廣仁会

2015.03.11更新

今回はよつば保育園通信2月号に掲載した「おなかの風邪(胃腸炎)の感染予防」についてですwink


お子さんがウイルス性胃腸炎に感染し、お母さんや兄弟に感染して受診されることがあります。便や嘔吐物には大量のウイルスが含まれており、特にノロウイルスやロタウイルスは感染力が強く、また環境にも強く乾いた場所では約10日生きています。石けんや消毒用アルコールにも強いため、塩素系漂白剤(ハイターやブリーチなど次亜塩素酸ナトリウムと表記してあるもの)や哺乳瓶用の消毒液などで消毒しなければ死滅しません。

【汚物の処理方法】
①便や嘔吐物を処理するときは、できるだけ使い捨ての手袋とマスクを着用しましょう。
②便や嘔吐物はペーパータオルなどで取り除き、ビニール袋に入れます。
③残った便や嘔吐物の上にペーパータオルをかぶせ、その上から50倍から100倍(★)に薄めた市販の塩素系漂白剤を十分浸るように注ぎ、汚染場所を広げないようにペーパータオルでよく拭きとります。
 ※嘔吐物は想像以上に広範囲に飛び散っています。床に嘔吐した場合、その周囲2m程飛び散っていると言われています。嘔吐物から半径2mは拭き掃除するようにして下さい。
④ウイルスは乾燥すると空気中に漂い、これが口に入って感染することがあるので、便や嘔吐物を乾燥させないことが重要です。嘔吐物やおむつはできるだけ早く処理するようにしましょう。
 ※ノロウイルスの場合、乾燥すると4℃で60日間、20℃で2~3週間生存します。
⑤嘔吐物が服などに付着した場合は、100倍に薄めた塩素系漂白剤(★)に5~10分ほど浸してください。しかし漂白剤なので色落ちしてしまうかもしれません。色落ちが心配なものには、85℃以上の熱湯に2分以上浸してもよいでしょう。消毒したものは、いつも通り洗濯しても構いませんが、他の洗濯物とは別に洗うことをお勧めします。

★100倍にうすめた塩素系漂白剤
水をペットボトル500mlに市販の塩素系漂白剤をペットボトルキャップ1杯(5cc)入れたものが100倍に当たります。
(急な嘔吐・下痢時に作成するのは大変です。この消毒液は普段の拭き掃除用としても使用できますので、普段から用意しておくといいでしょう。)

看護スタッフ

投稿者: 医療法人廣仁会

2015.03.09更新

この頃、嘔吐(おうと)や下痢の子どもたちの受診が増えてきました。
今日はよつば保育園の1月号に掲載しました「胃腸炎」に関する記事をご紹介しますねwink



下痢や嘔吐で受診すると「おなかの風邪ですね」といわれることがあります。
おなかの風邪は胃腸炎のことを指していて、これには細菌によるものとウイルスによるものがあり、主な症状は嘔吐(おうと)・下痢・腹痛です。嘔吐や下痢は口から胃腸に入った細菌やウイルスを体内から出そうとする体の防衛反応ですので、無理に止めない方がよいとされています。

嘔吐している間は水分を与えず、1時間程度嘔吐がなかったらペットボトルのキャップ1杯分(約5ml)の常温の水分を飲ませましょう。たくさんの水分を欲しがりますが、ここで多量に飲んでしまうと嘔吐してしまいますので、ゆっくりじっくり時間をかけて水分を与えていきましょう。
母乳の場合もスプーンなどを用いて少量ずつ飲ませるようにしましょう。その後、下痢が始まりますが、うんちが出たら早めにおむつ交換をしましょう。うんちが頻回になってきたらおしりかぶれを防ぐため、その都度シャワーで流してあげたり、ぬるま湯をたっぷり浸したコットンで拭くなど清潔に保つようにします。赤みがひかず痛そうなときは受診をしてお薬を塗るとよいでしょう。

◎嘔吐や下痢が続き、ぐったりしているとき 
◎おしっこの色が濃くなったり、半日以上おしっこがないとき 
◎血便があるとき     は早めに受診しましょう。

ご家族にも感染が広がらないよう手洗いやうがいは十分にしましょう。
特に流水での手洗いは30秒以上を心がけてくださいね。


看護スタッフ

投稿者: 医療法人廣仁会

2015.02.27更新

こんにちは。
こどもクリニック2階にあるよつば保育園の通信に、毎月小児科の看護師がコラムを書いています。

こちらではそのコラムを掲載していきますので、ときどき覗いてみてくださいね。

看護スタッフ

投稿者: 医療法人廣仁会

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